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自分を磨いてもっと輝くために! 三ツ星センスアップガイド

一流を知ることは、センスを磨く第一歩です。そこで、お洒落なレストランや流行のショップなど私たちの周りに溢れているモノゴトの中から、自分を磨くための“三ツ星”をご紹介します。センスのいいコレディになるために、一流をぜひ体験してください!

三ツ星の絵画 光に魅せられた画家 クロード・モネの優しい風景
三ツ星な話
『アルジャントゥイユの船着場』 クロード・モネ (1872 頃)
『アルジャントゥイユの船着場』
クロード・モネ (1872 頃)


『ルーアン大聖堂』
クロード・モネ (1893)
モネの瞳に映し出された、光溢れる世界

「私は鳥が歌うように、絵を描きたい」。
この言葉にクロード・モネが目指した世界観がよく表れています。雄大な風景を柔らかなタッチで描き、印象派のひとりとして人々を魅了した、クロード・モネ。

モネが最も大切にしてきたものは、ほんの一瞬現れる、溢れるほどの「光」。それは長い間、世に認められませんでした。それでも時代や風評に流されることなく、光に満ちた風景を描き続けたモネ。そして画家として新たな世界を作り出したのです。

代表的な作風といわれる「連作」は、光に魅せられたモネだから生み出せたものかもしれません。
「睡蓮」の連作はTVCMで起用されるほど有名ですが、3部作で描かれた「ルーアン大聖堂」は知っていますか? 朝もやの中、夕日に照らされる瞬間、そして激しく雨の降る日と、ひとつのモチーフを時間や季節を変えて描かれたこの作品。その一つが、現在来日しています。

モネの絵から、「自分を信じる何か」を発見できるかもしれませんね。
やっぱりここが三ツ星
『印象、日の出』  クロード・モネ (1872 )
『印象、日の出』
クロード・モネ (1872 )
印象派のルーツはモネにあった!?
モネの作品「印象、日の出」が名前の由来
50歳頃、ようやく偉大な画家として認知

1874年にパリで開催された展覧会。そこでモネが発表したのが「印象、日の出」と題した作品です。それを観た批評家が形のない筆致をあざ笑い、皮肉をこめて「印象派」と名付けたことから、新たな芸術運動のネーミングに発展しました。その後モネを始め、ルノワールやエドガー・ドガらの印象派作品は、長い間陽の目を見ず、新スタイルが認められるまで10数年待つこととなります。
 

『散歩、日傘を差す女』
クロード・モネ (1875 )
 
アムールの画家、モネの一途な思い
陽光の下に描かれた、幸せいっぱいの家族の絵
愛妻のデスマスクまでをも描いた深い愛

画家というと破天荒なイメージがありますが、モネは妻のカミーユを深く愛し、家族を大切にしていたことでも知られます。愛する妻カミーユと、息子のジャンをあふれる光の中に描いた「散歩、日傘をさす女」など、カミーユ作品は多く遺されています。32歳という若さで死したカミーユ。その時、周囲の反対を押し切り描いた「死の床のカミーユ」には、妻を愛して止まない心が詰まっているかのようです。

三ツ星のオーナーご紹介
『絵筆を持つクロード・モネ』  ピエール=オーギュスト・ルノワール(1875 ) 
『絵筆を持つクロード・モネ』
ピエール=オーギュスト・ルノワール(1875 ) 
クロード・モネ(Claud Monet)/画家

「光の画家」と称された、印象派を代表するひとり。モネは移りゆく時間や季節に合わせ、表情を変える風景を、美しい色彩とともに複雑な光の下で描いてきました。

この新しいスタイルはなかなか世間に受け入れられず長い間貧困な生活を送りますが、苦しい時代をバネに、家族を愛し、生涯を通して自分の眼差しを信じ続けます。

モネの光溢れ心温まる作品には、そんな思いが映し出されているはずです。

Profile
1840年 パリに生まれる。
1858年頃 陽光の下で風景を描いていた画家、ウジェーヌ・ブーダンに出会い、モネの生涯の方向を決定づけたとされる。
1860年 アカデミー・シュイスに学び、その後ルノワールらと親密に。
1899年 晩年、「睡蓮」に着手し、白内障と診断されるも病を乗り越え、連作を完成。
1926年 ジヴェルニーにて死去。
三ツ星ガイドマップ
モネに出会えるオルセー美術館展

パリのオルセー美術館から140点の傑作が来日。オルセー美術館の常設展示を代表する名作に加え、近年収蔵されたばかりの作品も揃え、絵画、彫刻、工芸品など多彩な分野を網羅しています。

19世紀を代表する芸術家、モネの作品を始め、彼らを取り巻く環境、場所、愛する人などいろいろなものを感じ、アーティスティックな感性を磨きましょう!

『すみれのブーケをつけたベルト・モリゾ』  エドゥアール・マネ (1872 )
『すみれのブーケをつけたベルト・モリゾ』
エドゥアール・マネ (1872)
『ジュリー・マネ』  ピエール=オーギュスト・ルノワール (1887 )
『ジュリー・マネ』
ピエール=オーギュスト・ルノワール
(1887)
『アルルのゴッホの寝室』  
『アルルのゴッホの寝室』
フィンセント・ファン・ゴッホ (1889)
プレゼント
 
  「オルセー美術館展〜19世紀芸術家たちの楽園」

会 期   2007年1月27日〜4月8日
開室時間   9:00〜17:00(入室は16:30まで)
会 場   東京都美術館 企画展示室
東京都台東区上野公園8-36
TEL:03-3823-6921
料 金   一般1500円(前売り1300円)他
主 催   東京都美術館、オルセー美術館、日本経済新聞社
http://www.orsay3.com