日本では参院選が少し前に終わりましたが、 ここアルゼンチンも今年は選挙イヤーでした。 10月に行われた大統領選挙の前にいくつかの州と 都市で州知事選挙と市長選挙が行われました。 またアルゼンチンでは大統領候補は 副大統領候補と、州知事は副知事と市長は 副市長と・・・と必ず二人ペアになって出馬します。
選挙カーから手を振りながら、ウグイス嬢が 候補者の名前を連呼するような選挙活動は ありませんが、街頭演説、街頭ポスターはもちろん、 テレビCMなども含むメディアへの露出が 主に行われています。
選挙ポスターに関しては日本のように設置場などの 規定はなく、選挙前ともなると至るところに 選挙ポスターが貼られ、街を歩けば左右はもちろん、 上を見上げればビルの屋上にまで候補者の 看板があるのです。しかも選挙ポスターは 今やもう貼るところがなく、他の候補者のポスターの 上に重ねて自分のポスターを貼っている 候補者もいるほど・・・!
テレビCMでは対立候補やライバル党に対して 遠慮なく攻撃するのが当たり前。 例えば、街角に落ちているゴミの多さに対して、 「この街のゴミを取り除き、きれいな街づくりを 目指します。『現市長が作ったゴミ』を私はしっかり 除きます!」と名指しで嫌味を言いますし、
「与党の言うことが信じられますか?いつもスポーツ 選手や有名人を連れてきては、冗談めいた事 ばかりを言って大事なことは言わない、 そんな党派を信じられますか?あなたの目で ちゃんと見てください。」と皮肉がきいたCMも。
このCMは日本の与党も 耳が痛いかもしれませんね!(笑)
※今回でアルゼンチンから発信するこのブログが 終了することになりました。 短い間でしたが、ご愛読ありがとうございました! またいつか、どこかで!
プラスチック、割り箸、アルミなどコンビニのお弁当を 一つ食べるだけでも、その後のゴミの仕分けが結構 大変な日本ですが、ここアルゼンチンのゴミ廃棄 方法は、なんと全部一緒の仕分けなし!
日本で住んでいた都市では、同じ紙一つでも 牛乳パック、チラシや新聞、リサイクルできそうな 紙ごみ、そしてただの紙ごみと分けねばならず、 いつも頭を悩ませていたのですが、 アルゼンチンのように生ごみもプラスチックも缶も ワインボトルも全部一緒に捨ててOKとなると 「本当に分別しなくていいの?」と 逆に不安になってしまいます。 まるで、彼氏に嫉妬ばかりされるとウザいけど、 全くされないと不安になる女心と同じでしょうか・・・。(笑)
マンションやアパートにはだいたいフロアごとに ごみ集積コーナーがあり、それを管理人が捨てて くれるので毎日、そしていつでもごみを捨てることが できるのでとても便利。 また一軒家住まいでも、門の前にごみを 置いておいておけば、ごみ収集車がほぼ毎日 回収に来てくれます。(アルゼンチンにはほとんど カラスがいない!)
楽ではあるのですが、個人レベルでのリサイクルを ほとんどしていないのが現状・・・。 やはり環境問題が心配になる今日この頃です。
友達同士の集まりやパーティーに必ずといっていいほど 恋人同士で参加するアルゼンチン人。 準備が必要なパーティーなどでは「あの彼女とはまだ 続いてるのかな?」とか「え?別れた?ということは 人数が一人減るから〜」などと招待客の恋人まで きちんとカウントしないといけません。 (突然破局を迎えたりすると主催者側もタイヘン!)
日本だと彼の家族に初めて会う日は 一大イベントですよね! しかもつきあって数年経っても相手の家族には まだ会っていないということもしばしば。
恋愛にオープンなアルゼンチンでは、恋人ができたら 家に招き、すぐに家族に紹介します。
そして、「娘の恋人としてふさわしいかどうか」を チェックするのは日本だと大抵お父さんの役目ですが、 アルゼンチンだとその役目はお母さん。 「息子の恋人」よりも「娘の恋人」の方が審査が厳しく、 むしろお父さんは 「娘の恋人」に関してはとやかく言いません。
しかし、そんな母親の厳しい目にも屈しないのが アルゼンチンガール。お母さんの前でも恋人と キスしちゃうんですからね…!
アルゼンチンに住んで驚いたのは デリバリーサービスが多いこと。
ピザやロミートス(薄いステーキがはさまった サンドイッチで、コルドバでは皆に愛される食べ物) などの食べ物のデリバリーやスーパーでの購入後の 宅配サービスはもちろんのこと、薬局が行う薬の デリバリーもあるのです。そして驚いたのが、 アイスのデリバリー。
イタリアの移民が多いアルゼンチン。その食文化を 受けているのか、アイスは国民的デザート。2ブロック (約200m)ごとにアイス屋があるほど。例えていうなら 日本のコンビニぐらいの数です。 女性の友達同士でちょっとアイス屋へ、というのは わかるのですが、アルゼンチンでは男性同士だけでも 仲良くアイスを食べているのを見かけることがあります。 (その光景がかわいいんですけどね!)
夕食を作りたくない&外に出るのも面倒、 なんていう時は宅配サービスしてくれる食べ物を 頼むことがあるのですが、そこで困ったことが一つ。
アルゼンチンでは通常の夕食の時間が 午後10時頃なので、レストランが開くのも早くて 午後8時半から9時。午後7時頃にお腹が空いていても、 開店する9時頃までじっと待たなくてはいけないのです…!
南米の飲み物というとコーヒーと思われがちですが、 ここアルゼンチンで愛されているのが 「マテ茶」というお茶です。 元々はガウチョ(アルゼンチンのカウボーイ)の 飲み物だったものが、 今や国民茶といっても過言でないほど 皆によく飲まれています。
お茶といっても日本のお茶の淹れ方とは全く違い、 ひょうたんをくり抜いて作られた 手のひらサイズの容器に茶葉を入れ、 そこに熱いお湯を注ぎ、 金属製のストローを通して飲みます。 ストローの先は膨らんでいて 小さな穴がいくつも開いていて、 茶漉しのような役割を果たし、 茶葉が口に入ってこないという優れもの。
またマテ茶は回し飲みをするのが特徴。 茶器にお湯が満たされたら、 それをストローで飲み干し、次の人に回します。 次の人が飲み干したら、また別の人へ。
また「飲むサラダ」と言われるマテ茶はビタミン、 ミネラル、鉄分がとっても豊富。 カルシウムは緑茶の2倍!日本でも手に入るので、 ぜひ南米気分を味わって見てくださいね。
スペインとイタリアからの移民の血を受け継ぐ人が 9割以上のアルゼンチン人。生活習慣も食事も 両国からの文化がほとんどですが、 私の住むコルドバの郊外にはドイツ人の移民が 多く住む地区がいくつかあります。
スペインやイタリアの血を引くアルゼンチン人は 髪も肌の色も褐色の人が多いですが、 ここに住むドイツの移民は金髪の人が多く、 また町並みもドイツさながらで(ドイツには 行ったことないのですが、イメージのドイツのまま) まさに異国に来たような気分!
ドイツ料理を出すレストランや 本場のスイーツが味わえるカフェのほか、 地ビールもいくつもあります。 毎年10月にはドイツで行われる オクトーバーフェストと同様のビール祭り (本場ドイツ、ブラジルにあるドイツ村についで 世界に3番目に大きいビールフェスティバル)が 賑やかに行われ、Myビールマグを片手に 様々な地ビールを試すことができます。
移民が多いだけに色々な文化が楽しめるのが アルゼンチンの特徴の一つかもしれません!
週に一度、「フェリア」と呼ばれる 朝市のようなものが家の近くの通りに並びます。 八百屋が一番多くて大体10店、その他に魚屋、肉屋、 卵屋、スパイス屋さんなどが出店し、 通りは多くの人で大賑わい。 アルゼンチンでも人気なスペインの揚げ菓子・ チュロス売りも出ているので、 出来たてアツアツの チュロスを頬張ることもできます!
野菜はスーパーに売っているものとは 比較にならないほど新鮮で安く、 ついついじゃがいも2kg、玉ねぎ2kg、オレンジ2kg… など買い込んでしまって、 帰り道は腕の筋肉がプルプルいってしまうほど…。
日本では見かけない南米らしい野菜も売っていて、 日本で今人気のじゃがいも 「インカのめざめ」によく似た皮がピンク色をした じゃがいもやサボテンの実、茄子も紫色だけではなく、 縞模様や真っ白な茄子が売られています。 顔見知りになるとおまけしてくれるところも 人との触れ合いができるフェリアならでは!
友達や会社の仲間とお酒を飲んだ後に小腹が空いたら 何を食べます? やっぱり日本だと「ラーメン」でしょうか? (あぁ、食べたい…)
パリっ子の友達に同じことを聞いたら 「パン・オ・ショコラ〜!」 と言っていたのを覚えています。 朝方、開店直前のパン屋さんで、 出来たてのパン・オ・ショコラを食べるのが 最高だとか!(これも食べたい…)
さて、ここコルドバでこの質問をしたら 「チョリパン!」という答えが。 チョリパンとはパン(スペイン語でもpan)に チョリソ(腸詰ソーセージ。日本だと『チョリソ』は 辛いソーセージですが、こちらだと違います) をはさんだもの。
「チョリソ」に「パン」で 「チョリパン」です。ナイトクラブの周辺には 飲んだ後の朝方の空腹を満たすべく チョリパン屋が立ち並んでいます。
ただカロリーが非常に高いと思われるので、 酔った勢いで朝方に食べるとかなりキケン…。
一時のカラオケブームは去りましたが、 会社での飲み会や友達同士の食事の後に 「じゃあ、ちょっとだけ行こうか〜。」 という流れでカラオケ、というパターンも 日本ではまだまだあるのではないでしょうか。
コルドバには、知っている範囲では一ヶ所だけ 「Karaoke」ができるところがありますが、 アルゼンチン人はほとんど Karaokeには興味がないよう。
そんな彼らにとって 「ストレスが発散できる」 「飲んだ後にちょっと流れで」 「友達同士で行っても恋人同士で行っても楽しめる」 カラオケのような存在なのが“ボリーチェ” と呼ばれるクラブです。
日本だとオシャレな人や音楽が好きな人が行く イメージもあり、クラブの数もそんなに多くない上に 場所も限られていますが、ここアルゼンチンでは 誰でも楽しめる娯楽の一つなので カラオケのようにどこに行ってもあります。
しかもアルゼンチンでは 12〜13歳位でクラブデビューするというから驚き! アルコールが販売されないティーンエイジャー向けの ものから、50〜60歳のお年寄り向けのものまで 客層に応じて色々な種類のクラブがあるんですよ!
梅雨真っ最中の日本ですが、 南半球のアルゼンチンは真冬です。 ここコルドバの冬は私の出身地である 神奈川県ほど寒くないのですが、 乾燥しているので風が吹くとピューっと 寒さが体の芯まで伝わります…。
そんな寒さの中でもファッションを楽しむ気持ちは ここアルゼンチンでも同じ。
日本のようにブランド物を持つ人はあまりいませんが、 自分のプロポーションに合ったスタイルをするのが とっても上手。胸がある人は恥ずかしがらずに 胸元がばっちり開いた服を着て、 魅力としてきちんとアピールします。
アルゼンチンに来た頃はそんな光景に 「大胆だな〜」と少々驚き、 思いっきり谷間を見せていたアルゼンチン人の友人に 「日本人は胸がある人でも恥ずかしがって 隠そうとすることもあるんだよ」と言ったら、 「年を取ったら垂れちゃうんだから、きれいなうちに 見せないとね!」とあっけらかんとした答え。 この思い切りの良さが 自分らしいオシャレをするためには大事なのかも!
ちなみに今年の冬は去年に引き続き、 ブーツインが流行中のアルゼンチンです!
先日、アルゼンチン人カップルの 結婚式に行ってきました。 アルゼンチンの結婚式は夜に行うことが多く、 夜の9時〜10時頃に教会で式を挙げ、 11時頃にパーティーが始まります。 日本で言うナイトウェディングを越えて、 ミッドナイトウェディング(真夜中)! (通常の夕食時間が夜11時頃のアルゼンチンでは 遅いうちには入らないのです。)
教会での伝統的な挙式が終わるとパーティー会場へ。 パーティーの冒頭では、 まず新郎は出席者の女性と新婦は出席者の男性と ワルツを踊るのがアルゼンチン流。 それぞれの父母、義理父母から始まり、 親戚や友達まで相手を変えながら踊ります。
ひとしきり踊った後にやっと食事が始まり、 メインディッシュが出てきたのは 午前0時をまわった頃…。 日本のような出席者の挨拶はなく、 アットホームな雰囲気です。 食事が終わるとまたダンスタイム。 老若男女、キレイなステップをきりながら踊ります。 テーブルに戻りお酒を飲んで一休憩したら、 またダンス。ダンスをしたら、またお酒。 午前4時を過ぎても疲れを見せないアルゼンチン人。 おじいさいんから子供まで元気です!
午前5時にピザや サンドイッチなどの軽食がもてなされ、 パーティーがまだまだ続く勢いに 不安を覚える私をよそに、 全員参加型のゲームが始まり、またダンス…! 結局、午前7時にお開きとなりました…!
牛肉の年間消費量が日本と比べると 7倍もあるアルゼンチン。 そんなアルゼンチンを代表する料理といえば、 やっぱりアルゼンチンバーベーキュー「アサド」です。 牛肉、豚肉、鶏肉はもちろん、 ヤギもアサドにして食べます。 どこの家も一軒家であればバーベキュー台が庭にあり、 週末の昼下がりともなれば、 どこからともなくアサドの香りがしてきます。 その香りでどのお肉を焼いているか 瞬時に分かるというんだから、さすがです。
炭火をおこした網の上でじっくりとお肉を焼くのが アルゼンチンの主流ですが、写真のように お肉を立てて焼くことも。 主に郊外のレストランで見られ、 特にヤギを焼くときにこの方法を使うそう。 まさに鮎の塩焼き状態で、お肉を裏表に返し、 じっくりと3〜4時間焼いていきます。(長!) 元々は大草原で牛を追っていたガウチョ (アルゼンチンのカウボーイ)のスタイルなので、 こんなにワイルドなんですね!
日本の知人や友人に 「アルゼンチンのどこに住んでいるの?」と聞かれ、 「コルドバだよ」と言うと、「あ、聞いたことある!」 と言ってくれる人がいます。 「スペインにもコルドバがあるんだけど…」と返すと、 「あ、そっちそっち!」 と皆、口を揃えて言われてしまう…。
『頑張れ!アルゼンチンのコルドバ!』ということで、 コルドバのことを少し。 コルドバはアルゼンチン第二の都市で、 私の住んでいるのはコルドバ州コルドバ市。 州の大きさは北海道の約2倍、人口は300万人。 (人口は大阪市よりも少し多いくらい。 でも面積は748倍!広い!)
スペインからの開拓者(侵略者とも言いますが)が この地に着いた時に、 「なんてコルドバの景色に似ているんだ」 という郷愁から「コルドバ」とつけたとか。 (これなら私でも命名できそう…) 実際、スペインのコルドバを訪れた人に言わせると、 山々の連なる景色が似ているんだとか。
もう一つの特徴と言えば、 「コルトベス」という方言を話すところ。 同じ単語を使うのですが、 語尾がゆる〜くのびてるアクセントが特徴。 ちょっと関西弁ぽいのかも。
アルゼンチンの特産品と言えば、銀製品と革製品。 アルゼンチンの英語表記はArgentinaですが、 元々の由来はラテン語で銀を意味する 「Argentum」から来ています。 (学生の時に銀はAg、鉄はFeなんて 勉強しましたよね〜。)銀が豊富にあったので、 この名前がついたそうです。
ネックレス、ブレスレット、ピアスなどの アクセサリーから写真立て、小物入れなど さまざまな銀製品が売っています。
そして、もう一つが革製品。 日本の半分以下の金額で質のいい靴やコート、 バッグなどが至るところで売られています。 国民の9割以上がヨーロッパからの 移民の血をひいているアルゼンチンでは デザインもヨーロッパテイストを取り入れていて とてもオシャレ。
個人的に気に入っているのが、写真の花の髪飾り。 これも革製です。 もちろん、このまま髪を結わいてもいいのすが、 大判のストールをまとめたり、 ゴム部分を安全ピンに変えてコサージュにしたりと なかなか応用がききそう。 お値段は大きい方が13ペソ(約500円)。 小さい方が10ペソ(約400円)。
アルゼンチンに来られた際はぜひお土産にいかが?
先日所用があり、 アルゼンチンの首都・ブエノスアイレスに行ってきました。 私の住んでいるコルドバから約700キロ。 東京と大阪の距離位です。
主な交通手段は飛行機かバス。 アルゼンチンでは、時間がかかっても 飛行機に比べると断然お手頃な長距離バスが 人気です(飛行機だと1時間、バスだと9時間 かかります)。
長距離バスは2階建ての造りで、 バスによってクラスがあります。 飛行機のように座席がクラスに別れているわけではなく、 バスごとです。
「コチェ・カマ」と呼ばれるバスの座席は ほぼフルフラットになり、 飛行機でいうとファーストクラスとビジネスクラスの間。 他には「セミ・カマ」と呼ばれるビジネスクラスと エコノミークラスの間のようなタイプと エコノミークラスタイプがあります。 (エコノミータイプは長距離だとない場合も) もちろん、どのバスもトイレ付き。
「コチェ・カマ」クラスだとブランケットや枕もあり、 バス会社によっては温かい夕食に朝食、 そして就寝前に一杯のウイスキーなんていうサービスまで。 アルゼンチンからペルーやブラジルまで 2、3日かけてバスで旅する人もいるのです…!
アルゼンチンでは家族、親戚、友達の誕生日があると 必ず「Felicitaciones!(おめでとう!)」と 一本電話をかけます。 その後に誕生日パーティーで会うことがあっても、 親しい人にはまず電話。
スペイン語があまり話せなかった時は、 この電話が正直辛かったものです。 喜びや驚き、悲しみ、どんな表現にしても 日本語よりも表現豊かなスペイン語で お祝いの言葉をかけられると、 表現の乏しい私は「なんと返していいんだろう…」 などと誕生日のくせに悩む始末でしたから…。
ここでの生活も2年経ち、 そんな表現にも慣れてきたこの頃は、 誕生日の電話がかかってこないと逆に寂しいほどに。 そんな誕生日を大切にするアルゼンチンでの 粋なサービスといえば、この「朝食お届けサービス」。 恋人同士はもちろん、夫婦でも、家族でも、 大事な人に朝一番の幸せを届けることができます!
「日本はお米を食べるというけど、どれくらい食べるの?」と聞かれることがよくあります。「最近は欧米スタイルの朝食をとる人も多いけれど、3食お米を食べる時もある」と答えると、「朝ご飯にもお米食べるの?」と驚かれてしまします。パンを食べるようにお米を食べるんだけど、というと納得してくれるのですけどね。
アルゼンチンの朝食は至ってシンプル。濃い目のコーヒーにクリオジートと呼ばれるビスケットのようなパンやメディアルナ(メディア=半分、ルナ=月)と呼ばれる半月(実際は三日月に近い)の形をしたクロワッサンなど。コーヒーの変わりにマテ茶を飲む人もいます。マテ茶の紹介はまた今度しますね!
こんな簡単な朝食だから、日本の典型的な朝食ではお味噌汁にごはんに干物も…、などと言うと「え?朝に魚?!」と、さらに目を丸くされてしまうのです。
右の写真、何だと思いますか?
小さい家?
遊園地のアトラクション?
これらは、実はお墓なんです!
アルゼンチンの首都・ブエノスアイレスの中心地にある高級エリアと名高いレコレータにあり、アルゼンチンの歴代大統領やマドンナが映画「エビータ」で演じた大統領夫人、エバ・ペロンなどの著名人が眠っている由緒ある墓地。このお墓で眠ることは一種のステータスだったようです。
大きいものだと約6畳分の広さ(例えが思いっきり“和”ですが…)があり、天使像や聖母像が施され、まるで一つの美術作品のようになっています。
東京ドームよりも広い土地の中に続く芸術作品のようなお墓が並び、一瞬自分がどこにいるのか分からなくなってしまうほどです。
お墓というよりもお堂に近く、亡くなった人々は火葬されず棺に入ったままなので、ちょっと中を覗くと数百年前に納められた棺が目に入ってビックリすることも…。
墓地の壮麗さゆえに外国人にも人気な観光名所ですので、アルゼンチンに来られた際にはぜひ。