国民のうちヨーロッパからの移民人口が多いせいか、
カナダ人は大のカフェ好きです。
実際、町には異様なほどの数のカフェが
存在しています。ダウンタウンでは1ブロックごとに
カフェがあるといっても過言ではないほど。
ここに「Tim Hortons」、次の角には「Second Cup」,
もう少し行くとお馴染み「Starbucks」があって、
そこを曲がると、ほらまた次のカフェ、
といった具合です。(「Tim Hortons」、「Second Cup」
共にカナダ中に店舗がある大きなチェーンのカフェ。
前者は同名のホッケー選手Tim Hortonが設立。)
どれだけカナダ人がカフェ(もとい、コーヒーや紅茶)
好きかというと、朝出勤の時間には目覚めの
モーニングコーヒーを求めて
どこのカフェにも長蛇の列ができます。
仕事中にもデスクの上には必ずコーヒー、
そして仕事帰りにスーツ姿のカナダ人が
カフェでくつろいでいるのはよく見る光景です。
そう考えると、お仕事中のバスの運転手が
バスを離れてカフェに立ち寄るのも
不思議ではありません。
だからカナダ人の友人と一緒にいると、
「ゆっくり話そうか、カフェに行こう。」
「歩き疲れたね、じゃあカフェでお茶でも。」
という流れになるのはもう必至。
朝、昼、夕方、深夜、食前に食後、
一日のどんなタイミングであったとしても、問題なし。
逆をいえば、コーヒーのない、すなわちカフェに
立ち寄らない生活というのは
カナダ人にとっては考えられないことなのですね。
実際カフェはどんな時間帯でも
(平日の昼間でさえも!)友人や恋人と語らう人々、
パソコンを開いて勉強する学生、
ただぼーっと空想にふける人、などで賑わっています。
夏になれば、太陽好きなカナダ人が日光を求めて
一斉にパティオ席に出て、
コーヒーを飲みながら談笑する様子が
どこの町の街角でも見られることでしょう。
そんな、カフェとの関係の中でカナダの人々が
ふと見せる、私がとっても感心している点は、
資源を無駄にしないところです。
無駄なゴミが減ると分かってはいても
日本ではなかなか定着しないマイカップ
(タンブラーもしくはサーマスとも。)の概念。
でも、カナダでは普通に受け入れられているのです。
自分の移動用カップ持参で
コーヒーや紅茶を買う人々の中には、
明らかに自分の家のキッチンから持ってきたであろう
ガラスのカップを差し出す人もいるそうな!!
その上最近では、紙ナプキン入れに
「Save The Trees: One Napkin Please (森林を守ろう、
ナプキンは1枚で。)」と書いてある
エコ思考のカフェも登場する位です。
カフェという、カナダの日常になくてはならない
空間の中で、様々な人々が思い思いに
時間を過ごしています。
そんな当たり前の光景の中にも、
チラっと見え隠れするのはカナダ人の
自然を大切に思う心。
そんなエコであったかなカナダのカフェで、
あなたも一緒にコーヒーしませんか? |