今、酷暑期真っ只中のインドです。
連日42〜45度という暑さ。
45度となるとさすがのインド人にとってもちょっと
キツいのか、昼すぎ頃は外が閑散としていたりします。
その代わり夕方頃から皆が街に繰り出すので、
真夏はマーケットも夜こそゴッタ返すんです。
ここまで暑いとやはり、
体にも気をつけなければいけません。
ここでマサラが登場。
マサラとはヒンディー語でスパイスという意味です。
カレーに各種マサラをふんだんに使う事は、
皆さんも知っていますよね。
ハルディ(ウコン)だけではありません。
だいたい5〜7種類のマサラをいれるのが普通。
それらの目的は「栄養」ではありません。
ほとんどが、「消化を助け、汗と共に体の中の毒素や
余分なものを排出する」働きをするものなのです。
つまり古来よりインドの
アーユルヴェーダ(伝承医学、民間療法)では
デトックスに重点を置いてきたというわけです。
どうせとめどなく汗が流れるのだから、
それなら効率よく流そう、っていう事ですね。
むやみに栄養と取っても腸が汚れていれば
吸収率が低いままなのだし、過剰なものは全て
外へ排出させなければ病気のもとになります。
そんなインドでは、カレーだけではなく
あらゆるものにマサラをふりかけてしまいます。
なんとジュースにも!!
インドでは街角によく、フレッシュジュース屋が
あります。運が悪い場合はお腹を壊す、という
覚悟のもとに飲まなければならないのですが(笑)、
汗まみれになった体にはまるで
「肉体労働の後のビール」のようにおいしい!
アナール(ザクロ)、パイナップル、マンゴー、
にんじん、オレンジ、などいろいろです。
そして、それらジュースにもマサラをふりかけるんです。
初めてだと、ちょっと「ん?(ややしょっぱいような・・・)」
という感じで「微妙」なのですが、慣れてくると
今度は「なくては物足りない」気もしてきます。
この種のフルーツジュースの他にも
「酷暑にはこれに限る!」という位置づけの
「ジャルジーラ(Jaljeera)」という飲み物も
レストランなどによくあります。
ジャルジーラというのは「ジーラ水」という意味で、
ジーラというのはクミンシードの事です。
水に、砕いたクミンシードとレモンと
塩などを入れたもの。
これも最初は「む、むむぅ・・・・?(微妙)」と
思うんですが、炎天下でぐったりするほど
汗をかいてしまった時に一気に飲み干した時、
「おお!体にしみる〜!なるほど!」と思って以来、
私も一目を置いています。(冷房の効いた部屋で
味わい目的で飲んだら、きっとまずいですよ 笑) |